FC2ブログ

やっぱり音楽っていいね。

 いやいやブログを書くのも何カ月振りなんだろうか。ものぐさなのがバレてしまうな。

その間に子供はすくすくと育ち続け、日本は地震ですごいことになり、自分はというと依然として音楽と共に

生活をしている。

 今まで様々な音楽に興味を持って、新しいアーティストを見つけては関連アーティストを聴き、掘り下げという

ことを繰り返してきた。しかし自分の年齢や住んでいた土地がどういう音楽に興味を持つかに深く関係してい

たと今でも強く感じるんだなぁ。

 友人の影響、兄や知人のミュージシャンからの影響といった周りからの影響で興味を持った音楽も少なくない。

でも、なんといっても強く影響したのは年齢と居た場所なのだ。

 小学生の頃は人と違う音楽を聴くのが好きだった。とにかく背伸びをしたい年頃だったのだ。周りのみんなが歌

謡曲を好んで聞いている時に、自分が背中をゾクゾクさせながら浸っていたのは、レッド・ツェッペリン、ディー

プ・パープル、キッス、レインボウといった70年代のメジャーな洋楽だった。

 中学になるとご多分に漏れずギターサウンドや音圧のある音楽に興味がいき、ブルースやメタルにハマった。

ジョニー・ウィンター、スティーヴィー・レイヴォーンに泣き、ラッシュ、ファストウェイに震えた。

 高校に進むとよりアーティスティックな存在意義を求めるようになった。世の中を別の角度から見ようとしたり

、時には現実逃避を肯定的に捉えてもいた。そして必然的にプログレにどっぷり浸かった。キング・クリムゾン、

イエス、ジェネシス、UK、ピンク・フロイド、キャメル...

 大学に入り、黒人の音楽の魅力を知った。いや再発見した。それまでも時折聞いてはいたものの、白人の持つ

音楽ほどエネルギーを感じられなかったのだ。しかし10代も終わる頃になると、あの独特なウネリ、声質に

やられたのだ。ジェームズ・ブラウン、アース・ウィンド&ファイア、スティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハサ

ウェイ、数えきれないほど素晴らしいミュージシャンがいたのをあらためて感じた。

 卒業するとストレート・アヘッドなジャズにノックアウトされた。マイルス・デイヴィス、ソニー・ロリンズ、

セロニアス・モンク、オスカー・ピーターソン等々等々。

 勿論いつの時代もそればかり聞いていた訳ではない。いつも音楽だけは、ジャンルに拘らずに貪欲に聴きまくっ

ていた。でもなんだか自分の年齢によってメインストリームを流れるものがあったように思うのだ。

 自分が居た場所と音楽の関係も感じざるを得なかった。

 東京に暮らしているとはっきり言ってどんな音楽でもすう~っと心に入ってくる。でも強いて言うなら、洗練さ

れた音楽であると尚良い。

 ニューヨークに留学中は、とにかくビーバップを中心にアコースティックなジャズばかりを聴いていた。街がそ

うさせるとしか言いようがなかった。日本で好んで聴いていたプログレや、ハードロックもたまにはかけたが、ど

うにも入り込めないのだ。

 ロサンゼルスに遊びに行くと不思議とストレートアヘッドなジャズが聴きたくなくなった。カラっとした天気、

青空の下、真っ赤なオープンカーを走らせるブロンドのかわいい女の子を見ながらチャーリー・パーカーなんて絶

対聴けなかった。自分が一番その当時嫌悪していたスムーズ・ジャズ系のラジオを聴いている方が数倍マシだと感

じている自分に驚いた。

 しかしまた一度ニューヨークに戻るとミンガス・ビッグ・バンドの生を聴きたくなるのだ。

そして東京に戻ると、ミッシェル・カミロで目覚め、キム・ミッチェルのハードロックで体を起こし、フェローシ

ップバンドで行きかう人間を観察しながら社会について考え、アラン・ホールズワースを聴きながらとった消化

不良の昼食をゆっくりと腸に運ぶためにイーグルスをデザートに聴くなんて生活を普通にしている。

 観光ガイドには、ニューヨークは人種のるつぼで文化的にも様々な民族性が混在していると紹介している。確か

にそうなのだが、自分にとってはニューヨークはジャズの街であり、東京の方が音楽的に偏りのないどんなものも

吸いこんでしまう不思議な空気を持っている場所なのである。
スポンサーサイト



テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ブレイドカーロック

Author:ブレイドカーロック
表現者として素晴らしく音楽的に演奏するドラマー、ブライアン・ブレイドとキース・カーロックの魅力にすっかり取り憑かれた一人の日本人ドラマー。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード